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【デザイン修正対応】効率よく進める“プロの時短術”

るり
この記事を書いた人
  • 歴19年のグラフィックデザイナー
  • 9年間Web制作会社に勤務 → 独立
  • フリーランス10年目
  • 一児のワーママ
  • SNS総フォロワー1.7万人

デザインの仕事において、避けて通れないのが「修正対応」。
ときには、提出後に内容が大きく変わってしまったり、赤字が山のように返ってきたり…なんてことも珍しくありませんよね。
そんなときに、ただ振り回されるのではなく、限られた時間の中で効率よく対応する工夫ができれば、他の業務や自分の時間をしっかり確保できます。
今回は、日々の修正作業をスムーズに進めるための実践的な時短テクニックをご紹介します!

はじめに

「修正が多くて他のお仕事ができない…!」
「デザイン提出後に内容がひっくり返る…!」

そんな経験、デザイナーなら誰でも一度はあるはずです(涙)。
だからこそ、大事な制作作業に集中するためにも、“修正対応を効率化する”ことがとても重要。
今回は、日々の現場で私が実践している時短術をまとめてみました。

赤字にしっかり目を通す

修正を受け取ったら、まず最初に赤字を丁寧にチェックしましょう。
このとき、どんな修正が必要なのか・どれくらいの作業時間がかかりそうかを頭の中でざっくりイメージしておくのがポイントです。

作業のボリュームを把握することで、効率よく進める順番を組み立てられます。

文章は先に直す

テキスト修正は、優先的に取り掛かりましょう。
見た目の調整よりもまずは文章を正しい状態にしておくことで、その後のデザイン修正がスムーズになります。

文字の増減によるバランス調整は後回しでOK。まずは「中身を整える」のがコツです。

追加素材は画面にすべて置いておく

写真やイラストなどの追加素材がある場合は、作業前にすべて一度画面上に並べておきましょう。
素材を後から都度探すより、先に見える状態にしておくことで、作業の流れが途切れません。

仮で配置しておく → 必要に応じて精査・調整という流れが効率的です。

具体的にイメージしてから直す

「とりあえず手を動かす」よりも、修正後の完成形をしっかりイメージしてから作業に入ると、無駄なやり直しが格段に減ります。

画面上で考えがまとまらないときは、紙にざっくりラフを描いてみるのもおすすめ。
頭の中が整理され、視点が一気にクリアになります。

終わりに

今回は、迷う時間を減らすための時短術をご紹介しました。
とはいえ、どんなに効率化しても、実作業にはやはりある程度の時間がかかるもの。

だからこそ、少しでも手間を減らして、大切なクリエイティブに集中できる時間を確保することが何より大切です。
毎日の作業の中に、少しでも取り入れてもらえたら嬉しいです。
参考になれば幸いです!

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ABOUT ME
るり
るり
グラフィックデザイナー
デザイン歴19年のグラフィックデザイナー。書籍や紙媒体、Webなど幅広い制作を行う会社で約9年勤務後、フリーランスに転向。現在は女性・ママ・子育て世代向けなど、信頼感のあるデザインを中心に活動中。一児の母で、自身の子育て経験を活かし保育・育児関連の案件にも携わっています。
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