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明朝体の合成フォントまとめ|和文×欧文で作る上品なデザイン

るり
この記事を書いた人
  • 歴19年のグラフィックデザイナー
  • 9年間Web制作会社に勤務 → 独立
  • フリーランス10年目
  • 一児のワーママ
  • SNS総フォロワー1.7万人

和文と欧文を別フォントで設定できる「合成フォント」。
和文は明朝体、欧文はセリフ体やサンセリフなど異なる書体を組み合わせることで、可読性とデザイン性を両立できます。

今回は、明朝体ベースのおすすめ組み合わせ6選をご紹介します。

1. A1明朝 + Garamond

A1明朝の端正な線に、Garamondのクラシカルで柔らかい曲線が合わさり、知的で落ち着いた雰囲気に仕上がります。高級感のあるデザインに最適です。

2.リュウミン + Times New Roman

新聞や書籍で長く使われてきたリュウミンに、読みやすさと格式を備えたTimesを組み合わせることで、格調高くフォーマルな印象になります。

3. リュウミン + Bodoni

安定感のあるリュウミンに、強いコントラストと直線的なセリフが特徴のBodoniを合わせると、クラシカルでありながら華やかさのある見た目に。

4. フォーク + Oprima

モダンな印象のフォークに、洗練された欧文書体Oprimaを合わせることで、すっきりと現代的な雰囲気に。パンフレットやWebデザインに向いています。

5. アンチック + 丸明オールド + Times New Roman

かなに力強いアンチック、漢字は柔らかい丸明オールド、欧文に知的なTimesを組み合わせることで、親しみやすく読みやすい中にも落ち着きのある雰囲気になります。

6. 游明朝 + Times New Roman(フリーフォント)

美しいプロポーションの游明朝と、無料で使えるTimesを組み合わせることで、上品で汎用性の高い組み合わせに。印刷物からWebまで幅広く活用できます。

まとめ

合成フォントは、和文と欧文の相性を意識して選ぶことで、文字だけで世界観を表現できます。
ストロークの太さや文字の高さ、雰囲気を揃えることが、洗練されたデザインへの近道です。

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るり
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グラフィックデザイナー
デザイン歴19年のグラフィックデザイナー。書籍や紙媒体、Webなど幅広い制作を行う会社で約9年勤務後、フリーランスに転向。現在は女性・ママ・子育て世代向けなど、信頼感のあるデザインを中心に活動中。一児の母で、自身の子育て経験を活かし保育・育児関連の案件にも携わっています。
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