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未来感とモダンさを添える “Futura”合成フォントのすすめ 4選

るり
この記事を書いた人
  • 歴19年のグラフィックデザイナー
  • 9年間Web制作会社に勤務 → 独立
  • フリーランス10年目
  • 一児のワーママ
  • SNS総フォロワー1.7万人

クリーンで幾何学的。だけど、どこか温もりもある。
そんな魅力を持つ欧文フォントFutura(フーツラ)は、和文フォントと組み合わせることで、洗練されたデザインに仕上げられる万能選手です。

この記事では、Futuraを使ったおすすめの合成フォント例をご紹介します。
文字から始まるモダンデザイン、あなたも試してみませんか?

Futuraとは?

Futuraは1927年に登場した、幾何学的なシルエットが特徴のサンセリフ体
直線と円を基調にしたフォルムは、無駄をそぎ落としたミニマルな美しさを感じさせます。
AppleやVolkswagenなど、世界的ブランドのロゴにも使われてきた定番フォントです。

未来的で理知的な印象を与える一方で、やや丸みを感じるため、冷たくなりすぎず、親しみも残るのが魅力
この絶妙なバランスが、日本語のフォントとも相性抜群です。

UD新ゴ + Futura

ユニバーサルデザインを意識したUD新ゴの読みやすさに、Futuraの幾何学的でシャープな印象が加わる組み合わせ。
情報性をしっかり伝えながら、洗練されたモダンさも演出できます。

太ゴ + Futura

Futuraの硬質で均整の取れた欧文を合わせることで、力強さと洗練が共存するビジュアルに。

こぶりなゴシック + Futura

柔らかく小さめなサイズ感のこぶりなゴシックが、Futuraの幾何学的なフォルムと絶妙にマッチ。
やさしい中に洗練された印象があります。

筑紫ゴシック + Futura

やわらかく人間味のある筑紫ゴシックに、理知的なFuturaを合わせることで、意外性のあるバランスに。

おわりに

Futuraは、“使えばオシャレになる”という感覚で選ばれることも多いフォントですが、
和文との組み合わせによって、その魅力はさらに広がります。

合成フォントをうまく活用すれば、Futuraの美しさを引き立てながら、伝わるデザインに近づけることができます。
ぜひ一度、あなたのデザインにFuturaを取り入れてみてください。
ミニマルだけど印象に残る。そんな新しい世界が待っています。

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ABOUT ME
るり
るり
グラフィックデザイナー
デザイン歴19年のグラフィックデザイナー。書籍や紙媒体、Webなど幅広い制作を行う会社で約9年勤務後、フリーランスに転向。現在は女性・ママ・子育て世代向けなど、信頼感のあるデザインを中心に活動中。一児の母で、自身の子育て経験を活かし保育・育児関連の案件にも携わっています。
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